本文へ移動
WhatSake

日本で日本酒を買う:2026年11月からの免税ルール

買い物、還付、購入したお酒の持ち帰りに役立つ実践ガイドです。

2026年11月1日以降の対象購入では、旅行者はいったん消費税を支払い、出国時の確認後に還付を受けます。ボトルを買う前に、店舗と空港での手順を確認しておきましょう。

夜の日本料理店の外に並ぶ日本酒の瓶
写真:Johnny Ho / Unsplash

免税購入のルールと対象条件

2026年11月1日に変わること

2026年11月1日から、対象となる訪日客の免税購入の仕組みが変わります。参加店舗では消費税込みの金額を支払い、商品を日本国外に持ち出すことが確認された後に還付されます。

2026年10月31日までの購入

従来の制度が適用され、購入時または店舗の免税カウンターで免税手続きを行います。

2026年11月1日以降の購入

税込みで購入し、出国時の確認手続きを済ませると、店舗または還付事業者から還付を受けられます。

適用される制度は購入日で決まります。そのため、11月をまたぐ旅行では両方の制度が関係する場合があります。搭乗日によってすべてのレシートの扱いが変わると思い込まず、購入ごとに記録を整理しておきましょう。

対象条件と最低購入額を確認しましょう

支払い前に、その店が免税販売に対応しているか確認しましょう。素敵な一本と国際クレジットカードがあるだけで、免税購入になるわけではありません。

この制度は、条件を満たす購入者が対象です。海外からの旅行者の多くは「短期滞在」の在留資格で入国しますが、外国のパスポートがあるだけでは対象になりません。居住状況、入国時の資格、入国からの期間が関係します。必要書類を提示し、店舗で対象条件を確認してもらいましょう。海外に住む日本国籍の方には、別の書類要件があります。

11月からは、対象商品の購入額が同じ店舗で同じ日に、消費税抜きで合計¥5,000以上である必要があります。税抜きの基準額なので、対象となる合計額を店舗で確認してください。

次に、買う日本酒そのものについて話しましょう。名前、造られた場所、保管方法、いつ開ける予定かを伝えてください。好みを説明するときは、種類とスタイルのガイドも参考になります。

免税購入のレシートに記載された商品をすべてそろえておきましょう

消耗品の特殊包装は廃止されます。ただし、還付を受けるにはボトルを日本国外へ持ち出す必要があります。旅行中に飲むための日本酒は、別の購入計画で考えましょう。

注意したいのは購入記録の扱いです。税関の確認は、レシートなどの取引単位で行われます。その記録にある商品が一つでも欠けていると、同じ記録に記載されたほかの商品も還付手続きの対象外になります。

簡単な例

1件の免税購入記録で2本を買い、そのうち1本を日本で飲んだ場合、残りの1本を提示しても、その購入記録に基づく還付の対象資格は維持されません。

会計時に確認しておきたいこと

「この一本はこちらでの夕食用で、残りは国外へ持ち帰ります。購入記録はどのように分ければよいですか?」と尋ね、正しい手続きを店舗に説明してもらいましょう。

免税で購入した品の一部または全部を消費した場合は、すべての品がそろっているものとして端末で手続きを進めず、税関の窓口で職員に申し出るよう、公式案内で説明されています。

還付額と受け取り方法を理解する

日本酒は酒類なので、日本の標準税率である消費税10%が適用されます。飲食料品の軽減税率は酒類には適用されません。

「税率10%」を「支払総額の10%」と取り違えがちです。消費税相当額の計算例を見てみましょう。

標準税率での購入例
価格の内訳金額
消費税抜きの価格¥10,000
消費税10%¥1,000
税込みの支払額¥11,000

合計¥11,000のうち、税額は¥1,000です。この例は計算方法を示しています。実際の購入における金額や手続きは、店舗に確認してください。

還付は税関の確認後に、店舗または指定の事業者から行われます。利用できる方法や所要時間はそれぞれ異なります。会計を終える前に、還付先情報の登録方法と、予定どおりに入金されない場合の問い合わせ先を確認しておきましょう。

税関の確認と瓶の梱包

手荷物を預ける前に税関の確認を済ませましょう

出国日は、パスポート、購入記録、日本酒のボトルをすぐ取り出せるようにしておきましょう。新制度では、購入から90日以内に日本を出国する際、税関の確認を受ける必要があります。

  1. 免税手続きの場所を確認しましょう。出発ターミナルの場所は空港・港の公式案内図で確認してください。検査に備えて時間に余裕を持ちましょう。
  2. 購入品は手元に置いてください。手荷物を預ける前に、免税手続きの端末を利用します。対象の購入記録に含まれるすべての品物を提示できる状態にしておく必要があります。
  3. 表示された結果に従ってください。緑なら税関手続きは完了です。赤は検査が必要なことを示すので、指定された税関の検査場所へ品物を持参してください。
  4. 手続きが完了してから、手荷物を預けてください。航空会社に預けた後は、この免税手続きのために取り戻すことはできません。

国内線から国際線に乗り継ぐ場合、公式案内では日本を出国する最後の空港で手続きを行うとされています。最終目的地まで預ける手荷物を渡す前に、ご自身の旅程での取り扱いを確認してください。

日本酒を飛行機に持ち込むための荷造り

免税品であっても、機内持ち込みの液体制限は変わりません。市内で購入した720 mlのボトルは、国際線の保安検査を通過する液体に通常適用される、容器1個あたり100 mlの上限を超えます。先に税関の手続きを済ませてから、預け入れ手荷物に入れる計画を立てましょう。

保安検査後の空港内で購入した商品には、独自の取り扱いルールがあります。乗り継ぎがある場合は、購入場所を決める前に、航空会社と乗り継ぎ空港の条件を確認しましょう。

梱包するときは、一瓶ずつ緩衝材で包み、ガラス同士がぶつからないようにします。漏れに強い保護スリーブを使えば、万一の被害を抑えやすくなります。検査がすべて終わるまでは取り出しやすくしておき、その後でスーツケースをしっかり閉めましょう。

瓶の保管条件と旅行の予定に合うかどうかを、販売店に確認しましょう。要冷蔵の日本酒を持ち帰るには、衣類の隙間に入れるだけでなく、もう少し準備が必要です。

購入前に、渡航先の酒類の免税範囲や申告義務も確認しましょう。これは日本での還付手続きとは別に確認してください。

荷造りの前にWhatSakeでラベルをスキャンし、その日本酒を選んだ理由を記録しましょう。購入場所や飲み方のアドバイスも添えておくと便利です。自宅で開けるときには、テイスティングガイドが一杯と旅の思い出を結びつけるお手伝いをします。

出国前のチェックリスト

  • 店舗の購入記録と還付の案内は、まとめて保管しましょう。
  • 各免税購入記録に記載された商品が、すべて手元にあるか確認しましょう。
  • 実際に出発するターミナルの税関の場所を確認しましょう。
  • 手続きが終わるまで、パスポートとボトルをすぐに取り出せるようにしておきましょう。
  • 手続きを終え、ボトルを保護し、荷物を預けるまでの時間に余裕を持ちましょう。
  • 覚えておきたいお酒の名前や物語を記録しましょう。
税関で自動的に現金の払い戻しを受けられますか?

還付の仕組みは店舗に確認してください。税関は商品の確認を行い、還付は店舗またはその事業者が扱います。現金は方法の一つですが、どの購入でも現金で還付されるとは限りません。

代わりに、自分でボトルを自宅へ発送できますか?

購入者自身が郵送する品物の別送手続きは、2025年3月31日に終了しました。販売店が海外への直接配送を行っている場合は、支払い前に適用される輸出と配送の手続きを説明してもらいましょう。

10月に購入して11月に出国する場合はどうなりますか?

新方式は2026年11月1日以降の購入に適用されます。購入日ごとに、該当する案内に従ってください。